様々な出汁 味噌汁における出汁のあり方

様々な出汁 煮干し出汁の取り方

2020年09月15日 11時55分

煮干しの出汁には、田舎の素朴な味わいがあります。
田舎味噌の出汁は昔から必ず煮干し、と言ってもいいくらい当たり前の出汁です。
時々、味噌汁に出汁を取った煮干しがそのまま入ってたりもするものです。
煮干しは栄養があるので出汁を取ったからと言って、捨てたりはしない事もあるのです。
しかしながら、そんなに美味しくはありません。
しっかり出汁を取ると、食感がサバサバしていてあまり味は残っていません。
出汁を取った煮干しは、栄養はありますので捨てたくはありません。
しかし味噌汁に入れるよりも佃煮になどにするのがお勧めです。

材料(1ℓ分)
・水:1ℓ
・煮干し:25g

1.煮干しは腹わたを取り除いて、腹から半分に引き裂いてちぎり分けます。
結構、時間がかかるので事前にまとめて処理をしておいた方が楽です。
密閉容器に保管しておけばいつでも使えます。
2.フライパンで軽く炒ります。省略してもかまいませんが、これをすると出汁に香ばしさが出ます。
3.腹わたを取り除いた煮干しを水に一晩漬け込みます。
4.水ごと鍋に入れて弱火で沸騰させないように、10分くらい煮込みます。
過熱し過ぎると灰汁と臭いがすぐに出ます。
5.ふきんなどで漉したら完成です。